OUTLAST® - 簡単に言うと

Outlast®は、プロアクティブヒート＆モイスチャー（熱＆湿気）マネジメントを意味し、発汗を防ぐことができます*。外部からの影響に応じて、Outlast®サーモマテリアルは冷やしたり、温めたりして、状況に応じて常にユーザーに適した体まわりの環境を作り出します。Outlast®の生地、ファイバー、コーティングは、さまざまな日用品だけでなく、特殊高性能装備にも使用されています。Outlastは、プロアクティブヒートマネジメントに関連して「Certified Space Technology」認証を受けた世界で唯一のテキスタイル企業です。

*衣類、靴、ヘルメットなどのさまざまな最終用途に関するテストは、ミュンヘンの独立したテストラボであるC.Russ - INSIDE CLIMATE(THG AreaView - SleepView) が実施しました。詳細はお問い合わせください。

Outlast®サーモテクノロジーは、マイクロカプセル化された天然ワックスを布地やファイバーに組み込んだものです。たとえば、ユーザーの活動量の増加によって体温が変化すると、天然ワックスは融けながら余分な熱を吸収してテキスタイルに蓄えます。体温が下がると再びワックスが固まり、蓄えられた熱が放出されるため、常に快適な状態を保つことができます。

Outlast®サーモテクノロジーは、個人の状況に対応するプロアクティブヒートマネジメントシステムです。体が熱くなると、Outlast®サーモマテリアルが熱を吸収します。肌の温度が下がると、この蓄えられた熱が再び放出されます。このテクノロジーは、あなたの体温変化に合わせて、熱を吸収、蓄積、放出することによって、あなたの体を「暑くも寒くもない」状態にバランスを保ちます。

Outlast®サーモテクノロジーがファイバーに直接組み込まれている場合は、素材と一体化しており、素材の耐用年数の間機能します。当社のコーティング素材も、優れた耐久性が特徴であり、適切にお手入れをすることで製品の耐用年数の間機能させることができます。

すべての生地、すべてのファイバーは特徴が異なります。Outlast®製品のお手入れ方法に従ってください。これらはメーカーの推奨に基づいており、ケアラベルに表示されています。

マイクロカプセル化された天然ワックスを直接ファイバーに練り込めば、糸や布地に紡ぐことができます。Outlast®サーモテクノロジーは、特殊なプロセスを用いて生地に直接プリントすることもできます。詳細については、「使用方法」のページを参照してください。

これは製品によって異なりますが、Outlast®生地、コーティング、およびファイバーは、ユーザーの肌にできるだけ近い部分に使用すると最も効果的です。靴やアウターウェアでは、多くの場合、裏地や中間層に使用されています。

Outlast®のタグ、ラベル、ロゴが製品に付いていれば、当社の要件基準を満たした製品です。当社のサーモテクノロジーの使用には厳格なガイドラインがあり、すべてのOutlast®製品を定期的に厳しくテストしています。このようにして、すべてのOutlast®製品は、機能性と品質に対する高い基準を満たすことができるのです。

Outlast®サーモテクノロジーは、他の多くの競合製品とは異なり、先を見越したプロアクティブな技術です。多くのメーカーが素材の温度調節機能を謳っていますが、実際には肌から発生する湿気を管理しているに過ぎません。これらの素材は、ユーザーがすでに汗をかき、湿気や過熱によって不快に感じている場合にのみ反応します。一方、Outlast®サーモテキスタイルは、一歩早くスタートし、プロアクティブに余分な熱を吸収して蓄えます。これにより、発汗を防ぐのに役立ち、快適性が大幅に向上します。詳細については、「仕組み」のページをご覧ください。

*衣類、靴、ヘルメットなどのさまざまな最終用途に関するテストは、ミュンヘンの独立したテストラボであるC.Russ - INSIDE CLIMATE (THG AreaView - SleepView) が実施しました。詳細はお問い合わせください。

はい。Outlast®サーモマテリアルは、もともとNASA が手袋やその他のアクセサリーに使用するために開発されたもので、宇宙や非常に高い高度でも極端な温度に耐えることができます。使用例として、日本の宇宙飛行士である山崎直子さんが、Outlast®サーモファイバー製のセーターを着て宇宙に行きました。有名な宇宙財団(Space Foundation)から「Certified Space TechnologyTM」の認証を受けました。

Outlast Technologies GmbHは、ドイツのハイデンハイムに拠点を置く世界的なテキスタイル企業です。研究開発もそこで行われています。米国と香港に支店があり、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、ラテンアメリカにも販売拠点があります。詳しくは「企業情報」のページをご覧ください。